栃木県足利市教育委員会は、1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを整備する「GIGAスクール構想の実現」に向けて補助申請を行う。6月議会には補正予算として、2020年度における小中学校全33校の校内通信ネットワーク整備費として1億8391万円を提出。全児童生徒1人1台端末整備費に8億7202万円、教師用端末整備費に3665万円を2020年度から2023年度までに計上して進める。
2020年度は小学5・6年、中学1年および教師用の端末を整備。2021年度は中学2・3年、2022年度は小学3・4年、2023年度は小学1・2年に1人1台の端末整備を進める。この導入により、子供たちの学習記録が蓄積され、習得状況や興味・関心に応じた効果的な問題の提供が可能となる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年6月1日号掲載