宮城県教育委員会は宮城県警察本部と協力し、スマ-トフォン・携帯などの使用について「考える・話し合う リーフレット」を作成し、3月18日からWebで公開している。
同教委では、児童生徒の生活習慣の改善や学力向上、犯罪被害などの未然防止を図ることを目的に、スマートフォンなどの使用に関する注意喚起の取組を推進。2015年に開催した「小・中・高校生スマホ・フォーラム」で行った宣言「わたしたちは家族と話し合い、ルールを決めてスマホ・携帯を使います。」を基にしたルールづくりを推奨している。
作成したのは「児童版」「中・高校生版」「保護者版」の3種類。スマートフォンや携帯の使用について、①長時間利用に関すること、②情報の発信に関すること、③コミュニケーションに関すること、④不適切サイト・セキュリティに関すること、について親子で話し合うことを推奨している。また、具体的な家庭のルールやルールを守るための工夫などを書き込めるようになっている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年5月11日号掲載