愛媛県西予市の公立保育施設の全7施設は、コドモンが展開する子供施設向けICTシステム「CoDMON」を4月から導入した。公立保育施設でのCoDMON導入は四国エリアでは初となる。
CoDMONは、園児の名前・クラス・生年月日・健康情報・健診履歴など、園児ごとにあらゆる情報を一元管理することが可能。また、園児の登降園記録を打刻機能で自動管理し、保護者はスマホアプリを使って登降園時刻などを確認できる。遅刻・欠席・お迎え・延長などの連絡も保護者アプリから申請でき、保護者は時間を気にせず園に報告できる。
同市によると、より働きやすい職場環境を構築し、保育士不足という負の循環を断ち切るのがねらい。また、保育の質を高めるために、ICTによる業務環境を推進する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年5月11日号掲載