東京都東久留米市の自由学園では、男子部高等科の生徒と教師が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い休校中の生徒のために「平和で持続可能な社会づくりのための学び」のHPを立ち上げた。同学園トップページのバナーから閲覧できる。
同学園では2月29日の登校を最後に休校となり、それ以降は自宅学習となっている。これを受け、長期休校だからこそできる学びがあるのではと考えた男子部高等科3年生1人と2年生2人が、更科幸一副学園長の提案を受けて共に企画した。
HPでは東京大学・本田由紀教授や上智大学国際教養学部・中野晃一教授、ジャーナリスト・安田浩一氏らによる、15分程度の講義の動画を視聴できる。企画からHP完成まで5日間という短期間で、都内にいる生徒が動画を撮影し、名古屋市の生徒が自宅で動画編集とHP立ち上げを行った。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年5月11日号掲載