岡山県倉敷市は、教員の業務負担を軽減するため、大日本印刷(DNP)の学習支援プラットフォーム「リアテンダント®」を全市立小中学校90校に2020年4月から導入する。アンケートや出欠簿など紙の帳票の集計・入力業務を「リアテンダント」で効率化し、統合型校務システムへのデータ登録を自動化することで教員の業務負担を軽減する。同市の場合、全教員約2100名が年間延べ40万時間を集計作業に費やしている。そこで2017年にモデル校での実証評価を行い、2019年に採用を決定、2020年からの「リアテンダント」の本格運用開始となった。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年4月6日号掲載