福岡市教育委員会は、いつでも・どこでも学習に利用できる新たな仕組みとして、福岡市専用のクラウド「福岡TSUNAGARU Cloud」を2月4日から開始した。学習のポイントを分かりやすく伝える動画を配信し、児童生徒の授業や家庭学習を支援。授業だけでなく、家庭や外出先でも、スマホやタブレットを使って利用できる。
現在、体育のマット運動や理科の実験動画、算数の少し特殊な形の面積の求め方、図工の彫刻刀の使い方など25本の動画を配信している。今後10年間で500本の動画を配信予定。サイトには児童生徒向け動画だけでなく、教員向け動画や教材共有の機能もあり、授業の充実を図っていく。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年3月2日号掲載