静岡県は、9月補正予算に「教職員勤務時間管理適正化事業費」として新たに980万円を計上。教職員の長時間勤務を適正化するため、勤務時間管理システムを構築し、2020年度から県立高等学校と特別支援学校の計129校に導入する。
教職員の勤務時間を把握して、長時間労働の是正につなげるため校務用PCのネットワークシステムを改修する。校務用PCからネットワークにログイン・ログアウトした時間を自動的に記録。朝の登校指導や放課後の部活動など校務用PCを使用しない場合は、勤務時間を教員がシステムに入力する。現在の教育はエクセルシートに勤務時間を入力しているが、システムの導入により負担が軽減される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年12月2日号掲載