静岡県袋井市は凸版印刷と、2019年度「『未来の教室』実証事業」に2年連続で採択された。2018年度は袋井市立三川小学校で、教科書の内容をデジタル・ドリルで学ぶサービスを活用した。2019年度は袋井市立浅羽北小学校を同事業のモデル校に認定。同社が「学びの自立化・個別最適化」に関する実証を10月から12月まで同校の6年生を対象に実施する予定。児童はデジタル教科書を使って学習を進め、次にデジタル・ドリルを使って教科書の練習問題に解答し、教科書の理解度を確認する。児童は単元の学習内容を終えた後、同社の「やるKey」を活用することで習熟度を高める。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年11月4日号掲載