宮崎県は、青少年が脅されたり、騙されたりして、自分の裸体などをスマートフォンで撮影し、画像をメールで送付させられる「自画撮り被害」が全国的に発生しているのを受け、こうした被害を未然に防止するため「青少年に自画撮り画像の提供を求める行為」を禁止する規定を盛り込んだ条例改正の素案をまとめた。11月15日まで、県民からの意見(パブリック・コメント)を募集している。
改正内容としては、青少年に対し、児童ポルノなどの提供を求める行為を禁止する。また、脅したり、騙したりするなど、不当な手段で青少年に対して児童ポルノなどの提供を求める行為については罰則を設けるとしている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年11月4日号掲載