大阪府伊丹市は、子供や高齢者の居場所を家族に知らせる、お知らせサービス「まちなかミマモルメ」と、市バス・市の公用車やヤマト運輸の集配車両など約50台を連携させた新たな見守りサービスの実証実験を開始。伊丹市、ミマモルメ、ヤマト運輸の3者で「地域における見守り協定」締結式が3月11日に交わされた。実証実験期間は本年3月18日から5月31日。
伊丹市内を走行する市バスなどに移動受信器アプリをインストールしたスマートフォンを搭載。発信器を持った子供や高齢者が車両や拠点の付近を通過すると発信器からの情報をスマホが受信し、家族に「まちなかミマモルメ」アプリを通じて知らせる。今回の実証実験で得られる利用者の声や運用上の課題などの検証を行い、さらなる安全・安心な見守りネットワークの構築を進めていく。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年4月1日号掲載