長崎県教育委員会はLINEと、情報モラル教育教材「SNSノート・ながさき」を共同開発し、無償で提供を開始した。ワークショップ形式、発達段階にあわせたラインナップというSNS東京ノートの特徴を踏襲しつつ、県内の児童生徒のスマートフォンやSNSの利用実態データの引用など長崎県向けにアレンジしている。
小学生(低学年・中学年・高学年)、中学生、高校生向けの5種類を用意。長崎県ならではの身近な題材や事例をもとにSNSやインターネットの特性を学べる内容となっている。教職員向け「活用の手引き」は指導案を充実させるほか、県が独自に開発した「トラブル対応マニュアル」を最近のトラブル傾向や事業者側の対応を踏まえて再構成した。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年3月4日号掲載