卒業式や入学式などの式典、講演会や合唱コンクールなどの全校行事の舞台となる体育館。子供達の心に残る思い出が刻まれる場面だけに、防寒対策は十分に行いたい。
しかし、体育館は天井が高く室温のコントロールが難しい。そこで活躍するのが、ジェットヒーターだ。ジェットヒーターとは、温風で広範囲を暖める高出力の業務用の暖房器具のことで、特別な工事を必要とせず、冷え切った体育館を素早く暖めることができる。
オリオン機械㈱の「ジェットヒーターBRITE(ブライト)」は学校や教育施設に適したシリーズとして、現在9モデルを提供している。「Kagayaki」は、暖かさ、運転音の静かさ、着火の速さで優れており、学校の体育館にはぴったりだ。
反射板付きの前面加温タイプ「GHR240A1―R」は、熱伝導率が高い新型の赤熱筒を使い前面に暖かさを集中。ワンランク上の暖かさを実現。熱出力が小さいので灯油消費量を従来品より25%削減。熱出力は18・2~9・1kW。運転音は50Hzで48dBと、静かな公園にいるのと同じレベルにまで抑え、式典で使用しても運転音が気にならない。8秒という着火の速さやコンパクトなデザインに加え、キャスター付きで移動も容易にできる。灯油消費量は1時間あたり1・87㍑~0・97㍑。運転開始後30分で外気温により3つの運転モードに自動で切り替わる「エコ運転モード」が作動する。暖かさを持続しつつ灯油代の節約が可能。
「GHR240A1―G」は全周4面を加温できるタイプで、玄関ホールや多目的スペースの中央に設置するなどの活用ができる。「自動首振り機能」付きモデルや、収納場所を取らない「段積み収納」が可能なモデルなどバリエーションも豊富。学校には床に敷く「収納カバー兼用ミラーシート」「ガードフェンス」「注意プレート」がセットの「学校向けセット」をアクセサリとして用意。児童生徒の安全対策にも配慮している。
災害時、学校は避難所として地域住民に活用される。暖房器具があれば安心・安全に過ごせる環境を提供できるだろう。学校に通う生徒だけでなく、地域のためにも役立つ設備となる。
▼詳細=www.orionkikai.co.jp/heater/
TEL0120・958・076
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2018年8月20日号掲載