運動会や地域行事など屋外のイベントに欠かせないテントは品質と組み立てやすさで選びたい。岸工業（株）は、創業６８年のテントメーカー。既存テントの用途展開と合わせて、風による転倒防止対策のテント杭、ウエイト各種を展示するなど学校現場のニーズに合う提案をしてきた。平成１５年に集会用テントがグリーン購入法に基づき特定調達品となったことから、環境に配慮した素材を使いグリーン購入法に適合する商品を揃えている。昨年からは「学校設備・サービス展」にも出展し、学校現場への提案に益々力を入れている。
ブルドックテント（学校施設・サービス展）
屋形パイプテント「ブルドック（R）セーフティー」は、支柱が筋交いより下側で折れる「中折れ」機構を採用し、天幕の裾を汚さずに組み立てられるのが特長。伏せた状態で筋交いをパイプに固定できるので、軒桁を持って立ち上げてもパイプが外れず簡単に設営できる。
パイプの外側は全周にわたり均一な亜鉛メッキ加工をし、その上に防錆樹脂コーティングを施して錆に強くした。サイズは０号（１間×１・５間）～３号（２間×４間）まで４サイズをラインナップする。
そのほか、ワンタッチテントとして「スカイローブ」がある。最も汎用サイズに近い切妻型のテントだ。クロスバーを連結した一体型フレームは、大人２名で簡単に設営できる。こちらも２サイズを用意した。
各テントは校章マーク、学校名、寄贈年月日など、ネーム入れができる。寄贈の際はオプション品としてテント杭やウエイト各種も必須だ。テントを安全に使用するには風による転倒を防ぐツールは不可欠。ただし、強風時及び常設使用には使えないので注意したい。
「涼シェード涼しいどぉ～」は節電に効果的
教室内の室内温度上昇を抑え、夏の節電対策になるのが窓の外に設置するシェードだ。同社の「涼シェード涼しいどぉ～」は室内温度が上昇する原因である近赤外線を遮ることにより、窓ガラスからの熱損失を抑える効果を発揮する。
本体はポリエステル製、芯材やハトメはアルミニウム製で耐久性を高めた。紫外線遮へい率は約７０％、可視光線透過率は約３３％と真夏の日光を遮りつつ、通常のすだれよりも部屋が暗くなりにくい。
ハトメにロープを通して固定する「シェードタイプ」と、フックで固定する「スダレタイプ」の２タイプを用意。「シェードタイプ」は３サイズ、「スダレタイプ」は４サイズで、窓の幅や高さに合わせて選べる。
詳細＝ｗｗｗ．ｋｉｓｈｉｋｏｇｙｏ．ｃｏ．ｊｐ／
TEL０８２・２８２・１４６１
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2018年8月20日号掲載
