神奈川県厚木市教育委員会は6月1日、市立小学校16校にコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を導入。これにより県内19市では初となる全市立小中学校への導入が完了した。厚木市では、学校と保護者、地域が一体となって学校運営に取り組むコミュニティ・スクールを平成26年から導入。保護者や地域の人が学校運営に参加することで、地域に開かれた学校づくりが進められる。
学校運営協議会で決めた方針が実施主体となるボランティアに伝えられ、様々な取組を実施。保護者ボランティアが家庭科の授業でミシンの扱い方を教えるなどの学習補助、花壇やプランターの手入れなど環境整備が保護者の協力で進められる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年7月9日号掲載