横浜市教育委員会は「横浜市立学校教職員の働き方改革プラン~先生のHappyが子どもの笑顔をつくる~」を策定。達成目標として、①時間外勤務月80時間超の教職員割合0%、②19時までに退勤する教職員の割合70%以上、③健康リスク・負担感指数の全国平均未満、④年休取得日数全員10日以上の4点が明確に示された。
目標達成に向けて、ICTなどを活用した業務改善支援を行うことで、事務作業の効率化や業務の絶対量の削減につなげる。その取組の一つとして総合学校支援システムを構築。スケジュール管理や統計処理などの業務改善を支援する「業務支援機能」と教材の共有や授業・学習支援など教育活動を支援する「教育活動支援機能」を持つ「総合学校支援システム」の基本構想の設計に着手し、平成33・34年度からの実施を目指す。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年5月7日号掲載