平成30年4月5日、柏市の21校目の市立中学校として柏の葉中学校が開校。隣接する柏の葉小学校と連絡橋で結ばれ、9年間を通した小中連携教育が行われる。制服はトンボのブレザーを採用。女子の制服はスカートとスラックス、同じ柄のネクタイとリボンからどちらも選択できるトランスジェンダーに配慮したものとなっている。新制服を着用するのは今春入学の新1年生で、他校から転校する2年生と3年生は既存校の制服を着用する。
柏の葉小学校の教員や児童、PTA、柏市教育委員会からなる制服・校内服等検討委員会を設置し、開校前から検討を重ねてきた。制服は必要かという点から話し合いを進め、昨今配慮が求められるLGBTについては、第1回検討会から性的少数者に配慮した制服が望ましいとの意見が上がった。女子がスラックスを着用した場合も違和感のないデザインを重視し、真冬のスカートは寒いという意見も考慮した上でスラックスも選択できるものとした。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年5月7日号掲載