茨城県稲敷市は、平成30年度「ふるさと応援寄付金(ふるさと納税)」を活用して、市内小中学校(小学校11校・中学校4校)の全クラスに電子黒板を導入する。稲敷市は平成28年度から「小中学校電子黒板等購入事業」として、5か年計画で全クラスへの電子黒板の導入を進め、平成29年度までに小学校25台、中学校8台が導入された。
平成29年度の「ふるさと応援寄付金」が想定の4倍に達したため、計画を2年間前倒しして平成30年度中に残り55台を導入することを決定。小学校教育振興事業に3905万円を計上して40台を導入、中学校教育振興事業に1465万円を計上して15台を導入。予算の全額を「ふるさと応援寄付金」で賄い、88クラスに各1台の電子黒板整備が完了する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年5月7日号掲載