仙台市はアイティフォーの給食費管理システムを導入し、平成31年4月から稼働開始する。給食費管理システムを導入することで教員の時間的・精神的負担を軽減することがねらい。教員から教育委員会へ学校給食費の徴収や会計などの業務を移管し、学校給食費を一般会計に組み入れることで会計の透明化と安定した食材調達を実現する。
仙台市内すべての公立小中学校における学校給食費の徴収や会計などの業務を限られた人員の教育委員会で行うにはシステム化が不可欠。給食費管理システムは調定(給食費の設定、納期限の設定、誰に徴収するかの管理)ならびに調定により決定した予算を基に、給食費の会計、徴収状況、未納者への督促などを管理する。仙台市で稼働中の校務支援システムについて、アイティフォーが他市において連携実績がある点が評価されて今回の導入につながった。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年5月7日号掲載