大阪府岸和田市教育委員会は、校務用PCの暗号化システムの更改にジャパンシステムが提供する「ARCACLAVIS Ways」を採用した。岸和田市教育委員会は平成28年5月に暗号化システムを導入し、9月から運用開始。35校ある市内すべての小中学校と教育センター36拠点に導入され、対象となるPCは約1100台にのぼる。ただし、暗号化されたデータ領域にアクセスする度に、USB認証キーが必要となるなど利便性に問題を抱えていた。「ARCACLAVIS Ways」の採用により校務用PCで取り扱う情報は自動暗号化される。暗号化のために特別な操作をする必要がなく、暗号化忘れなどの操作ミスも排除できる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年3月5日号掲載