群馬県藤岡市は、学校運営協議会を設置して保護者や地域の人とともに学校の課題解決に向けて取り組むコミュニティ・スクールを推進している。平成29年度は藤岡第一小学校を実践研究モデル校に指定。年間5回の学校運営協議会を開催し、地域とともにある学校づくりに取り組んできた。
2月19日に開催された「藤岡市地域とともにある学校づくり推進研修会」では藤岡第一小学校の全教員や市内小中学校の管理職が参加。全国のコミュニティ・スクールの立ち上げに尽力する北海道大学教務部長でCSマイスターの出口寿久氏からコミュニティ・スクール制度導入の背景などが語られた。今後、藤岡市は藤岡第一小学校の取組を参考に、平成31年度には市内すべての小中学校16校をコミュニティ・スクールに指定する予定。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年3月5日号掲載