福岡市教育委員会は、教員の働き方改革が注目される中、競技経験などがある校外の人材を「部活動指導員」として、中学校や高校の部活動での採用を検討している。
文部科学省は平成29年4月に、部活動の技術指導や大会の引率などを行うことを職務とする「部活動指導員」を学校教育法施行規則に新たに規定。福岡市は、この制度を基にした上で、採用人数や顧問として採用が可能かなど、各学校の実状を聞きながら導入のあり方についても検討する。
「部活動指導員」の対象となるのは、指導する競技や文化活動の経験があり、休日も含め部活動に対応できる地域の人材。平成29年度内には導入に向けた結論が出る見込み。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年2月5日号掲載