慶應義塾は小田急電鉄や神奈川中央交通と最先端技術に係る研究や地域の活性化、人材育成や教育活動に関する連携協力協定を12月18日に締結した。湘南藤沢キャンパスの学生や教員は、小田急江ノ島線や神奈川中央交通のバスを利用する機会も多い。また、平成31年度には慶應義塾横浜初等部から初めての卒業生が湘南藤沢中等部に進学するなど、地域との関係性が一層深まっている。
今回の協定では、バスの自動運転技術など先端技術の研究などを進める。将来、キャンパスと最寄り駅を結ぶバス路線での自動運転を目指し、平成30年度にはキャンパス内を実験フィールドとして自動運転技術の実証実験を実施する。
また、小田急電鉄とUDSは3月16日に湘南台駅前に学生レジデンス「NODE GROWTH湘南台」を開業する。同施設内の食堂を時間帯により一般の人も利用できるように開放して、イベントやワークショップを実施することで、近隣住民に学びの機会やコミュニティの場が提供される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年2月5日号掲載