福島県教育委員会は、子供の家庭学習の充実に向けて「ふくしまの『家庭学習スタンダード』」を作成。今後の家庭学習の目指すべき方向性、家庭・学習の関わりや学校の取組などが示された。
全４ページからなり、表紙では「Ｒｅｓｅａｒｃｈ（自分を知る）」「Ｐｌａｎ（計画する）」「Ｄｏ（自ら学習する）」「Ｃｈｅｃｋ（確かめる）」「Ａｃｔｉｏｎ（見直す）」のＲ―ＰＤＣＡサイクルを通して、子供が自ら学習や生活を改善する「自己マネジメント力」を身につける必要があると示している。
見開きでは自己マネジメント力を育成する観点から「学校の取組」「期待する子どもの姿」「家庭・地域の関わり」について例示。裏表紙では家庭学習を充実させるため、家庭・地域における３つの視点と学校の４つの取組を挙げている。学校の取組としては、全教員が共通理解を図って指導することや、地区の小学校同士や小中連携で家庭学習の内容や方法の共通理解を図って取り組むよう求めている。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年2月5日号掲載
