宮城県教育委員会は、仙台高等専門学校と情報通信技術の向上に協力して取り組むため、包括連携に関する協定を1月10日に締結。高橋仁教育長と福村裕史校長の間で協定が取り交わされた。
今回の協定には、学校教育・学術の振興及び地域社会の発展と人材育成に両者が協力して取り組むことが盛り込まれており、①教育研究・調査研究、②児童生徒・学生の学習支援、③教員研修などについて連携協力が図られる。
今後は協定の締結により、仙台高専が主催するフォーラムや各種行事に、より多くの教員の参加が見込まれる。また、情報通信技術の専門的な知識を有する高専の教員が、同校が推進する次世代型教育の授業手法を、宮城県内の教員に研修会や出前授業を通じて伝えることで、新しい時代に必要とされる児童・生徒の資質・能力の向上が期待される。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年2月5日号掲載