本県は、子供たちの「志」を高める教育を大きなテーマに掲げています。子供たちの自己肯定感・自己有用感を育む教育により、ふるさと佐賀に誇りや愛着を持ち、自らの夢や目標に挑戦できる力を身につけることを目指しています。
本県では初となった「全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)」は、大会の成功により、生徒たちが大きな自信と達成感を得ることができました。この「レガシー」を次の世代に引き継ぎ、子供たちの「志」を高めていく教育を実践して参ります。
また本県は、ICT利活用教育にいち早く取り組んでおり、ICTを活用した教員の指導力や教育用ICT機器の整備率など全国トップクラスの環境にあります。
今後も、このアドバンテージを活かし、授業の改善・充実を図り、教育の質の向上を目指して参ります。
一方、当面の課題は教員の働き方改革です。働き方改革は、教職人生を豊かにし、質の高い教育活動を提供するとともに、子供たちと教員が接する時間を生み出すための取組です。
そのため、学校現場と議論を重ねながら教員の負担軽減に実効性のある取組を集中的に推進して参ります。
すべての子供たちが、佐賀への誇りと高い志を持ち、未来に活躍できるよう全力で取り組んで参ります。