本府では、子供たちに「幸せに」生きる力を育むことができるよう、多様性の尊重と自尊感情の高揚を大切にした教育に取り組み、その実践と環境整備に力を入れるとともに、文化資源が豊富な京都の特徴を生かした教育を進めております。
新学習指導要領では、小学校高学年から英語が教科化されるなど、英語四技能の総合的な育成が求められています。
このような状況を踏まえ、研修などを通じて教員の英語力及び指導力の向上を図るとともに、小中学校、高等学校が連携・協働することにより、小学校の段階から高等学校までを見通した英語教育を充実させて参ります。
また、学校教育が教職員の長時間勤務に支えられている状況は既に限界に近いところに来ており、教職員の働き方改革は喫緊の課題であります。今後は、学校運営・指導体制の構築、専門スタッフの配置促進、部活動運営の適正化などの教職員の働き方改革を推進して参ります。
また、こうした取組を進める上で、保護者や地域住民の方々の御理解、御協力が不可欠であります。昨年、府内のPTA団体の方々から教職員の働き方改革を応援していただく旨の緊急アピールを頂いたところであり、この改革が全府的な取組となるよう、周知、広報に努めて参ります。