本県では「生涯にわたって主体的に学び続け、多様な人々と協働して新たな価値を創造することのできる人材」を育成するため、学習者を基点とする能動的で深い学びである「主体的な学び」を推進しております。
平成30年度は、この「学びの変革」を全県で展開し、取り組んでいきます。
この「学びの変革」を先導的に実践する学校である「広島叡智学園中学校・高等学校(仮称)」を平成31年4月に、また、従来の定時制・通信制課程の枠組みにとらわれない新しいタイプの学校である「広島みらい創生高等学校」を平成30年4月に開校することとしており、社会のニーズに応じた多様で厚みのある人材層の形成に向けた学校の体制整備を進めていきます。
さらに、県内すべての乳幼児が質の高い教育・保育を受けることができるよう、家庭教育や教育・保育施設への支援に取り組むとともに、広島で生まれ育ったすべての子供たちが、養育環境の違いにかかわらず、健やかに夢を育むことができるよう、「学びのセーフティネット」の構築にも取り組んでいくこととしています。
本年も、こうした本県の特色を生かした教育を積極的に推進するとともに、それを全国に発信していくことを通して、「広島で学んで良かったと思える日本一の教育県の実現」を目指して参ります。