本市では、2027年開通予定のリニア中央新幹線の中間駅が設置され、地域を取り巻く環境が劇的に変化することが予想されています。
変化の激しい時代において、飯田の未来を創造していくのは、次代を担う子供たちです。本市は、第2次教育振興基本計画で、子供たちが自らの力で未来を切り拓いていける力を育むことを教育施策の重要な柱に位置づけ、重点事業としてICT教育の推進を掲げています。
ICT教育の着実な推進に向け、平成28年度に5か年の中期計画を策定しました。本市固有の教育課題の解決に向け、モデル校での実証研究、研究成果を踏まえた他校への水平展開、全校展開と段階的に取り組むことで、ICT教育環境を2020年までに全国水準レベルに引き上げることを目指しています。
本市の教育課題の1つに、小規模校における多様性の育成があります。人間関係が固定されがちな環境の中、ICTを活用し学校間の交流や遠隔合同授業等に取り組むことで、子供たちが多様な考え方に触れ、共に学ぶ環境を作っています。将来的にはICTによる海外との交流も視野に入れており、中山間地のモデルになるような教育を目指しています。
今後もICTを活用した主体的・対話的で深い学びを通じ、グローバル時代に対応する未来を拓く人づくりを進めます。
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