教育は未来を担う人材の育成であり、家庭の経済的負担状況や地理的条件等にかかわらず、すべての子供たちが潜在能力を最大限に発揮し、夢や希望を創造できる環境づくりが重要です。
本県では、教育を大事にする伝統や風土が今も受け継がれており、豊かな自然、歴史、文化、地域の人材などの教育的資源を活用しながら、「知・徳・体の調和がとれ、生涯にわたって意欲的に自己実現を目指す人間」、「我が国と郷土を愛し、これからの社会づくりに貢献できる人間」の育成に取り組み、その生涯にわたる成長を支えるための教育的施策の推進に努めています。
また、今年の夏には「感動は無限大 南部九州総体 2019」が開催されます。昨年の「明治維新150周年事業」、来年の「燃ゆる感動 かごしま国体」と、県内外から多くの方々を迎え県民を挙げて取り組むこととなりますが、ここで得られた感動は、子供たちの豊かな情操や他者を思いやる心、困難を乗り越え、物事を成し遂げる力や健全な身体の育成などにつながるものと期待しています。
今後も、生涯にわたって自ら学び、その能力を高め、自己実現を目指そうとする意欲や態度を育成するとともに、学校、家庭、地域社会の積極的な連携・協働を図りながら、本県教育の振興・充実に努めて参ります。