本県は昨年4月、新たな学力向上施策「沖縄県学力向上推進5か年プラン・プロジェクトⅡ」をスタート、児童生徒が学び・育ちを実感し、自己肯定感を高める教育活動に取り組んできました。
高等学校においては、2018年度に教科研究開発校を指定し、新学習指導要領へしっかりと対応するため、主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善に取り組んできました。次年度はこれまでの取組が県内全校の授業改善に活かされるよう、成果の普及に努めて参ります。
また新学習指導要領において「社会に開かれた教育課程」の実現が求められる中、本県は学校・家庭・地域の連携を密にし、家庭教育支援及び地域教育力の向上を図る「家(や)~なれ~運動」や、持続可能な開発のための教育(ESD)に取り組んできました。今後も「よりよい学校教育・社会教育・家庭教育」を通じて「よりよい社会を創る」という目標を学校・家庭・地域で共有し、連携・協働して参ります。
昨年はコロナ禍の影響で、教育現場は困難な状況におかれましたが、「学びは止めない」という大前提のもと、各機関と連携し児童生徒の豊かな学びの保障に向け取り組んできました。どのような状況下においても、児童生徒が高い学習意欲を維持できるよう、今後も学びの機会の提供に努めて参ります。