本県では、学校教育において重点的に取り組む施策等を示す「学校教育振興プラン」の下、「社会的自立の基盤となる学力、体力、豊かな心を培うとともに、社会の変化に対応し、社会を支え、その発展に寄与する力を育成すること」を目標と捉え、その実現に向けた取組を推進しています。本年は、これまでの取組に加え、次期学習指導要領や大学入試改革を見据えた小・中・高等学校における英語教育に関する取組、また、教員の負担軽減や子供たちと向き合う時間の確保を目的とした教員の働き方改革に関する取組などを進めていきます。
また、本プランでは学ぶ意欲や自尊感情、チャレンジ精神、勤勉性や困難に立ち向かう心などを育成するために、「鍛えてほめる」ことを指導原則とした「鍛(きた)ほめ福岡メソッド」を示しており、これを引き続き全県的に展開しています。
これまでの取組の成果を踏まえた「鍛ほめ福岡メソッド実践の手引き」を作成し、本県の教育に関わる全ての指導者等が指導方法を共有し、実践することで、「福岡県らしい教育」の確立を目指します。
このような取組とともに、今後とも、家庭の教育力の向上に向けた取組の充実を図るなど、学校、家庭、地域等の連携・協働を推進し、本県の子供たちの育成に全力で取り組んで参ります。