少子高齢化やＡＩ・ＩｏＴなどの進展、グローバル化の加速など、変化がますます激しくなるこれからの時代を生きる子供たち。
予測困難な社会の変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、自らの可能性を最大限に発揮し、自ら人生を創出することが求められます。
奈良県教育委員会では、新学習指導要領も踏まえながら、時代の変化に対応した新しい高等学校づくりや、社会や地域とつながる教育を推進するため、県立高等学校適正化実施計画を策定いたしました。
今後、実施計画に基づいて、学校再編や教育内容の再編成に取り組んで参ります。
また、新学習指導要領の実施に向けた教員の不安軽減や指導力向上に資するため、今年度より、県立教育研究所において英語・外国語教育、プログラミング教育、道徳教育等の免許状更新講習を実施しました。すでに約１、２００名が受講しました。
小学校、中学校に向けては、学習指導要領改訂のポイント、そして好事例をまとめた教科等指導資料の制作も進めています。
次代を生きる子供たちが、様々な課題に主体的に取り組み、自らの人生を切り開いていくことができるよう、奈良県教育の質向上に取り組んで参ります。
