群馬県では、第三期教育振興基本計画において「たくましく生きる力をはぐくむ~自らの可能性を高め、互いに認め合い、共に支え合う~」を基本目標に掲げ、児童生徒一人ひとりの個性や能力を伸ばし、可能性を育むための取組を進めていますが、今般のコロナ禍を機に、一人ひとりの学びを保障することの大切さを改めて認識したところです。
そのため、群馬県ではICT教育環境の整備を積極的に進めることとしました。
県立高校については、国の計画を5年前倒しして、市町村と協力して公立小・中学校及び高等学校においては、今年度中に児童生徒に1人1台のICT端末を配備します。
活用に際しては、小学校から高校までの12年間にわたり県内統一のプラットフォームを構築することにより、児童生徒が転校しても学習履歴を引き継ぐことができ、小学校から中学校、高等学校と学習データを連携させることにより、県内どこでも一人ひとりに応じた学びを進められるようになります。
全県的にICTを効果的に活用し、これからの時代に求められる「個別最適な学び」と「協働的な学び」などを着実に推進するとともに、群馬県の歴史、文化、産業、自然など本県の特色とICTを融合させた「群馬ならではの学び」を実現して参ります。