大阪府では、平成25年3月に策定した「大阪府教育振興基本計画」に基づき、様々な取組を進めて参りました。10か年計画の折り返しにあたる本年は、後期事業計画を策定し、更なる飛躍をめざします。
本年4月からの新学習指導要領の段階的な実施に向けて、市町村教育委員会と連携し、子供たちの「学びに向かう力」を育み、「確かな学力」の定着を図ります。
また、英語教育については、小中学校においては実践的な研修により教員の専門性を高める支援を進め、府立高校では、大学入試における4技能評価を見据えて「ネイティブ英語教員」を配置する等、英語4技能の統合的な育成をめざします。
小中学校における暴力行為等については、支援人材の配置等により、組織的な対応を進めております。今後も、生徒指導体制の充実に向けて取り組みます。
府立学校においては、貧困をはじめ様々な課題を抱える生徒を支援するため、NPO等と連携し、課題の早期発見と中退防止を図る体制を充実します。
こうした取組の中心を担う教職員が子供たちと向き合う時間を確保し、果たすべき役割をしっかり果たしていけるよう、「教職員の働き方改革」について、計画的に進めて参ります。
本年も大阪の教育力の向上に全力で取り組んで参ります。