少子高齢化の進展や「Society5・0」といわれる超スマート社会の到来、グローバル化の加速など、今後の社会は急激に、大きく変化していくと見込まれています。このような複雑で将来の予測が困難な時代を生きるこれからの子供たちには、高い「志」と「行動力」をもって、自ら課題を見つけ、他者と協働しながら、答えのない課題にも挑戦していく力を身につけてもらいたいと考えています。
このため本県では、山口県教育振興基本計画に基づき、教育目標である「未来を拓く たくましい『やまぐちっ子』の育成」に向け、社会の変化に対応しながら、主体的に未来を切り拓くことができる子供たちの育成に取り組んでいます。
今年4月には、全国に先駆けて県内すべての公立小・中・高、特別支援学校がコミュニティ・スクールとなることを踏まえ、それぞれの校種の特性を生かした取組の充実に加え、校種間連携や地域との協働による山口県ならではの新たな取組を進めて参ります。
AIやIoTなどの技術革新が進展していく中、新たな価値を創造できる資質・能力の育成や、個々の子供たちに応じた効果的な学びを実現するため、教育のICT化に向けた環境整備にも取り組んで参ります。
未来を担う子供たちの育成に向け、本県教育の一層の充実・発展に全力で取り組んで参ります。