本県の教育振興基本計画は、平成30年度で終期を迎えることから、これまでの成果や新たな課題等を踏まえ、平成31年度以降を計画期間とする新しい教育振興基本計画の策定を進めています。
本県では、教育課題として、学力の向上、いじめ防止対策、健康寿命の延伸に向けた健康教育の推進などが挙げられており、現在、3つの「施策の柱」を掲げ、取組の重点化を図っております。
1つ目は「学ぶ意欲や主体的に探究する力の向上」です。主体的に学ぶ力の育成とともに、国内外で活躍できる人財の育成に取り組みます。
2つ目は「子どもを守り支え安心して学べる環境づくり」です。いじめ防止や不登校対策、特別な教育的ニーズのある児童生徒の学びと就労への支援の充実に取り組みます。
3つ目は「地域の多様な教育資源の活用による地方創生」を目指した取組です。
学校・家庭・地域の連携・協働した仕組みの下で多様な教育資源を戦略的に活用し、ふるさと青森の地で活躍する人財の育成に取り組むとともに、幼少期からの健康づくりや、かけがえのない文化財の保存・活用に取り組みます。
本県では、今後とも、郷土に誇りを持ち、多様性を尊重し、創造力豊かで、新しい時代を主体的に切り拓く人づくりを目指し、教育施策の充実を図って参ります。