本県は「長崎の明日を拓く人・学校・地域づくり」をテーマとする第三期長崎県教育振興基本計画に基づき、変化の激しい社会を主体的に生き、多様な人々と連携・協働しながら、新たな価値を創造できる人材の育成に取り組んでいます。
重要施策の一つ「ふるさと教育」では、郷土への愛着や誇りを身につけるだけでなく、地域課題への関心を高め、その解決に取り組もうとする意欲や態度を育てるなど、地域で活躍する人材の育成に力を入れています。
学力向上については、いよいよ本年4月から小学校において新学習指導要領が全面実施となりますが、本県では昨年4月から義務教育課に学力向上推進班を設置し、義務教育段階で身につけるべき確かな学力の定着に取り組んでいます。
また、高校段階においては、県立高校の全普通教室へ電子黒板を設置し、2022年度から年次進行となる新学習指導要領の実施に向け、主体的・対話的で深い学びの視点から授業改善を進めているところです。
昨年10月5日に九州最大規模の収蔵能力を誇る県立図書館「ミライon図書館」が開館したところであり、本県の教育・文化の振興につなげていきたいと考えています。
本年も、子供たち一人ひとりが夢や希望を持ち、社会の担い手として豊かな人生を実現できるよう、教育の一層の充実に取り組んで参ります。