新たな元号となる節目の年である本年は、新学習指導要領の全面実施を見据え、「自立して心豊かに生きる 未来を創造する 鳥取県の人づくり」を基本理念とした「鳥取県教育振興基本計画~未来を拓く教育プラン~」の改訂を行います。
今回の改訂では、「子供たちの『自己肯定感』を醸成し、自他の価値を尊重することができ、夢や目標、主体的な学びの意欲を持って生きる人材を育成する」ことに主眼を置きます。
そして5つの目標のもと、特に力を入れたい22の施策と重点取組を進めていきます。5つの目標のうち、学力向上に関する施策の具体として、以下が挙げられます。
少人数学級の取組など鳥取ならではのきめ細やかな教育、地域ごとの課題に応じた学力向上対策の推進、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善、ICT活用教育の推進やプログラミング的思考の育成、グローバル化に対応した英語教育の推進、高大接続改革への確実な対応、自ら学ぶ意欲を高め、自らの意志で進路を選択する力を養うキャリア教育の充実など、子供たちの学びの質の向上に取り組みます。
本年も、教育委員会、学校現場及び地域が一丸となって、新たな時代を生き、これからの鳥取県を担う子供たちの未来のための教育施策を効果的かつ着実に進めて参ります。