本県では、本年3月に策定する次期教育振興基本計画において、人口減少社会やSosiety5・0時代の到来など、社会情勢の変化を見据え、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、地域との連携・協働を一層推進することとしております。
将来の予測が困難な時代となる中、子供たちに自らの進路を切り拓く力を確実に身につけさせるとともに、郷土岡山を愛し、広い視野に立ってより良い社会づくりに積極的に貢献する人材を育成するため、子供たちが学びに積極的・主体的に取り組んでいけるよう、夢を育み、挑戦していく経験を通して、意欲や自信などの「自分を高める力」を育てる「夢育」を、学校教育や社会教育、家庭教育など様々な機会を通じて推進します。
また、子供たちが地域の課題を自らの課題として捉え、地域と連携・協働しながら、主体的にその解決に取り組む「地域学」などの課題発見・解決学習の充実や、多様化する課題にICTを活用しつつ、AIにはない人間の強みを生かして他者と協働しながら、創造的に課題解決に取り組む力の育成に取り組みます。
依然として新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が続いておりますが、子供たちの健康と安全を第一に考えながら、子供たちが自信を持ち、自立した人間へと成長できるよう、各種施策を推進して参ります。