本県で現在、策定が進められている「第2期奈良県教育振興大綱」では、子供たち一人ひとりの、「学ぶ力」と「生きる力」をはぐくむ「本人のための教育」を行うことを、本県教育が目指す方向性としています。
奈良県教育委員会では、この大綱の策定を受け、新学習指導要領も踏まえながら、学校教育をはじめとする各分野における主要施策の推進方針等をとりまとめた「奈良の学び推進プラン」の策定に向け検討を進めているところです。
子供たちが予測困難なこれからの時代を生き抜くためには、その変化に対して決して受け身でなく、主体的に関わって、自らの手で人生を創出することができるよう「奈良の学び」の充実を図ることが重要です。
「奈良の学び」では、「学ぶ意欲を喚起する」、「学び続ける態度を身につける」、「学びを社会に生かす」ことを重視し、子供たち一人ひとりの学びを高めていきます。
また、奈良でしかできない学びを重視して、奈良の歴史、文化、自然を学びのフィールドとして活用することで、郷土愛を育み、学びをより深めていきます。
このような「奈良の学び」の目指す方向性を、教育に関わるすべての人と共有し、「奈良の学び」の実現に向け、引き続き奈良県教育の質向上に取り組んで参ります。
