本県では、「学び」を起点として、新しい社会の創造に寄与し、昨年に策定した第三次長野県教育振興基本計画の基本理念である「学びの力で未来を拓き、夢を実現する人づくり」を実現するため、様々な施策に取り組んで参ります。
本県教育は、明治期から大正期にかけ、すぐれた先進的な「学び」を実現して参りました。
「Socity5・0」という大きな転換期にある今こそ、新たな時代に向け、市町村教育委員会や学校現場と一体となって、かつてのように新しい「学び」の実践に挑戦する時だと考えております。
自らの変革をいとわない姿勢、学び続ける姿勢を大切にし、本県教育の変革に取り組んで参ります。
人格形成の基盤となる幼児教育の質の向上に取り組む「幼児教育支援センター」の設置、AIでは代替できない感性や創造力を育む自然教育、地域に根差した探究的な学び「信州学」の推進、これに加えて、自ら問いをたてるための知識基盤となるリテラシーやリベラルアーツを育てるため、主体的、協働的な「学び」とEdtechなどの最新のテクノロジーを組み合わせた、新たな時代にふさわしい「学び」を、幼保・小・中・高等学校と一貫して実現して参ります。