本県では、人口減少が進む中にあっても、社会の在り方が劇的に変わる「Society5・0時代」の到来を見据え、新しい「みやざきの学び」の実現に向けて、各種教育施策を実施しているところです。
なかでも、「教育の情報化」につきましては、中山間地域を抱える本県教育において、時間や距離を克服し、教育の質の向上につながるものと考えています。そのため、校内のICT環境整備や校務の情報化、教職員のICT活用能力の育成など、重点的に取組を進めています。
特に県立学校における環境整備につきましては、昨年、大型提示装置とスクリーン、PC端末の全教室への設置、校内通信ネットワークの高速大容量化、生徒用PC端末の増強など、早急に進めて参りました。
今後は、各県立学校において、これまでの地域と連携した、魅力ある教育活動の実践にICTの力が融合された、Society5・0時代に相応しい、「新たな学び」が実施されると期待しています。また、小中学校においても、県内統一の統合型校務支援システムの稼働・運用に向けて、市町村と連携して実現を目指しているところです。
今後も、宮崎の子供たちが未来を切り拓き、豊かな人生を実現できるよう、「不易」の教育基盤を守りつつ、時代に即した「変革」に挑戦して参ります。