本県では、昨年4月に策定した新たな県政推進の羅針盤である「新晴れの国おかやま生き活きプラン」において、「教育県岡山の復活」を引き続き、重点戦略の第一に位置付けています。そして、これまでの学力向上、徳育推進に加えて、新たにグローバル人材育成プログラムを追加し、様々な分野で主体的に活躍でき、地方創生を支える人材の育成に取り組んでおります。
その中でグローバル人材の育成につきましては、今年度より留学コーディネーターを配置し、海外姉妹校提携の拡大や高校生の留学促進を図るとともに、英会話スクール等民間の力を活用し、教員の英語力と英語指導力の向上に努めております。
また、学力向上につきましては、全国学力・学習状況調査の結果から、本県においては特に中学生の授業以外の学習時間に課題があると考えており、PTAとの連携を深めて重点的に家庭学習の充実を図り、中学生の望ましい学習・生活習慣の確立に努めて参る所存であります。
教育の営みは、知・徳・体を兼ね備えた将来を担う人材を育んでいくことです。
本年も、学校や家庭、地域、市町村と取組の方向を共有しながら各種施策を推進し、子供たちが自信を持ち、自立した人間へと成長できるよう、本県の教育再生を進めて参ります。