本県は、鳥取県教育振興基本計画を改定し、基本理念を実現するための基盤として「自己肯定感」を位置づけ、夢や目標、主体的な学びに向かう意欲を持った子供たちを育むことに取り組むこととしています。その一環として、本県の「人・自然・文化」等の豊かな地域資源を生かし、ふるさと鳥取県に誇りと愛着を持ち、郷土を支える人材の育成をめざし、家庭や地域の方々とも連携して「ふるさとキャリア教育」を推進しています。子供たちの発達段階に応じた地域との関わりや職場体験、また地域社会の課題解決に向けた探究活動などをとおして自分らしい生き方を発見し、地域社会を支え、貢献することで「自己肯定感」の育成を目指したいと考えています。主な取組は、【小学校】親子でお仕事体験…働くことの意味や将来について考える。
【中学校】「CHA3(チャチャチャ)プログラム」…語り合いを通じ地域の人を知る。
【高校】キャリア塾…卒業生や就業者等による講義等や、企業等に出向き職業観などを学ぶ。
少子高齢化、AⅠ等の技術革新など社会状況が急速に変化していく中で、柔軟に対応しつつ自ら課題を解決していくとともに自他の価値を尊重し、将来の日本、鳥取県を担う人材の育成をめざして、これからの新しい時代にふさわしい教育施策の充実に努めていきたいと考えております。