「和歌山で教員として働きませんか」--和歌山県の暮らしやすさや働きやすさ、教員としての成長ややりがいをサポートする体制をPRするリーフレットを昨年9月に作成しました。
私はこれを携え、大学で行われる教員採用説明会等に出向いて、当県で教員としてのやりがいや魅力を直接語りかけています。
採用試験においては、子供への愛情にあふれ教育への志が高い志望者に集まってもらうため、試験の日程や内容を大幅に見直しました。
また、すでに教職に就いている教員に対しては、自主的に学び成長する過程を大切にしてもらうため、県教育委員会主催の研修を精選した上で、夏休み等の勤務の在り方を見直すとともに、仲間数人が集まって行うような小規模の勉強会を支援する新たな仕組みを作っていきます。
さらに、若手教員との座談会も各地域で開催し、彼らの夢や思いなど生の声を聞いて、教員がいきいきと活躍するために必要なことを学校教育の場で生かしていこうとしています。
「全ては子供たちのために」。これはすべての教員に共通の思いです。今後も、当県で学ぶ子供たちが人間としてバランスよく豊かに成長できる環境と、教員が自らの資質を向上させながら心からやりがいをもって働ける環境を作るため、引き続き取り組んで参ります。