本県は、2018年に国のSDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業の両方に選定され、SDGs最先進県としてその目標達成に向けた取組を展開しています。県教育委員会も、教育が全てのSDGsの基礎であるという考えのもと、子供たちが持続可能な社会を担っていくことができるよう、ESDの推進に取り組んでいます。
社会の変化が予測困難な時代を迎え、グローバル化が進む中、子供たちが持続可能な社会の担い手となるためには英語によるコミュニケーション能力を身につけることが求められています。2019年度、市町村立小学校(政令市を除く)に、高い英語力を有した専任教員を40名配置し、小学校において質の高い小学校英語の円滑な実施を図っています。また県立高校では生徒の英語4技能のバランスよい育成を目指し、英語資格・検定試験の受検促進のための支援等を行っています。
さらに一人ひとりが自分にできることを考え、実践していくことができるよう、現代的な諸課題に対応する学びについて県立高校に指定校を設け、SDGsを研究するなど、自立する力・社会を生き抜く力の育成に取り組んでいます。
これらの取組等を通じて、今後も新学習指導要領の趣旨を踏まえた教育の充実に努め、子供たちが持続可能な社会の創り手となれるよう取り組んで参ります。