本県は「未来を拓く子供たちの育成」を教育振興の大きな柱に掲げ、知・徳・体のバランスのとれた、たくましく生きる力を身につけられるよう、各種教育施策を実施しているところです。
こうした中、新学習指導要領へしっかりと対応するため、小中高が連携した英語教育の充実をはじめ、必修化するプログラミング教育に関して、教員の指導力向上や子供たちが実際にプログラミングを体験できる取組を進めるなどしており、今後、ICT環境の整備促進とともに、本県独自の取組による、情報リテラシー教育にも注力する考えです。
また、社会に開かれた教育課程の実現が求められる中、地元企業の協力のもと、県内全ての公立中学校で実施している、5日間の中学生の職場体験学習「えひめジョブチャレンジU-15事業」を一層推進し、県内産業・企業の魅力を十分に実感できるキャリア教育を通じて、若年人口の将来の地元定着を期待するとともに、高校での地域と一体となった学校の魅力化や地域活性化の取組を後押しし、将来地域のリーダーとして活躍できる人材育成に努めます。
さらに、民間のフリースクールと連携した新たな不登校対策など、様々な教育課題へ対応しながら、教員の働き方改革にも積極的に取り組み、子供たちと教員の愛顔あふれる愛媛づくりを推進して参ります。