昨年は、全国の高校生たちが集い、「南東北総体2017」と「みやぎ総文2017」が開催され、東日本大震災からの復興への確かな歩みと宮城の高校生が元気に活躍する姿を全国に発信することができました。多くのご声援とご協力をいただき、高校生一人ひとりが輝く大会となりましたことに感謝申し上げます。
本年は、「宮城県震災復興計画」の「発展期」がスタートする年であり、復興後を見据えた次代を担う人づくりに向けて、これまで以上に教育の果たす役割が重要になります。
このため、本県では、昨年3月に策定した「第2期宮城県教育振興基本計画」に基づき、本県独自の「志教育」を柱として、子供たちの健やかな体や確かな学力の育成をはじめ、幼児期における「学ぶ土台づくり」や震災の教訓を踏まえた防災教育など様々な施策を展開しております。また、本年は、引き続きいじめ・不登校等への対応や心のケアの充実に取り組むとともに、子供や社会を取り巻く環境の変化を踏まえ、新たに国際的な視野で活躍するグローバル人材の育成やICT教育の充実などにも取り組んで参ります。