本県初となる全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)を本年7月27日から8月1日までの6日間で開催します。
昨年からプレ大会を開催し、生徒、教員一人ひとりの想いをひとつにして参りました。現在開催中の「肥前さが幕末維新博覧会」の“志”も受け継ぎ、「佐賀らしい」大会となるよう、今後も機運の醸成に努めて参ります。
さらに、昨年11月には、本県の伝承行事「見島のカセドリ」が「来訪神、仮面・仮装の神々」の1つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。時代を超え、世代から世代へと継承されてきた先人たちの“志”が評価され、大変嬉しく思います。
佐賀県教育委員会では、従来からの課題である学力向上やICT利活用教育の推進はもちろんのこと、郷土学習資料の作成や講演会等によって、佐賀への誇りや郷土愛を育んで、「さがを誇りに思う教育」にも力を入れています。
先人たちが歩んできた足跡には、私たちが未来を創造するヒントがあります。
先人たちの軌跡に学びながら、子供たち一人ひとりが必ず持っている「自らの可能性」に挑戦し、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の知・徳・体の3つの要素をバランスよく備えた、心身ともにたくましい人材の育成に取り組んで参ります。