京都府では、情報化やグローバル化へ対応した教育を進めるとともに、歴史と伝統に育まれた京都の知恵をつなぎ、自然、人、社会とつながる人、積み重ねられた知恵を活用し、新しい価値を創り出して世界に発信できる人の育成を目指した教育を進めております。
新学習指導要領が告示され、主体的・対話的で深い学びの実現はICT環境を活用した教育の情報化とともに、授業改善に向けた大切な方向性です。新しい時代の教育に対応できるよう、教員は資質能力の向上を図ることが求められ、昨年策定した「教員等の資質能力の向上に関する指標」を活用した教員の資質能力の向上に努めると同時に、専門スタッフの配置等の促進、部活動運営の適正化と教員の負担軽減などで教員の働き方改革も進めて参ります。
また、全面実施への移行期間の中で、追加して指導すべきとされる内容は、適切な指導及び授業時数の確保が求められており、教育委員会としては、小学校における外国語科の導入に関わりまして、高大接続改革を視野に入れ、小学校から高等学校まですべての校種で英語四技能のバランスのとれた育成に重点を置いた施策を進めています。
本年も、次代を担う子供たちが幸せな未来を創り出せるよう、教育の改革やその一層の充実に、気持ちを新たにして取り組んで参ります。